タイプ別オススメ!シリーズものミステリー5選

ちみこ

こんにちは、小説好きの、ちみこです。

好きな小説って、作者のファンになることはもちろんですが、
必ずと言っていいほど魅力あふれる登場人物のファンになってしまいます。

 

読み終わった後には「この人のストーリーをもっと読みたい!」衝動にかられます。
小説好きなら共感してもらえるかな。

 

そんなミーハー欲を満たしてくれるのが、「シリーズもの」
シリーズものならではの魅力にやられまくっています。

 

なかでも、ミステリー小説は大好物。

 

ということで今回は、
タイプ別にオススメのシリーズものミステリー小説を紹介します。

 

シリーズものを読む上での大前提として、

必ず刊行順に読むこと!!

どの作品もそれはもう魅力的で、
どこから読んでも楽しめるように作者は作りこんでいます。
確かに、どこか1作品引っこ抜いて読んでも楽しめます。

でも今回は、シリーズものの醍醐味をぜひとも味わっていただきたい。

 

  • 登場人物の心情に深く寄り添っていく感覚。
  • 作者の描き出す世界観に入り込んでいく快感。
  • 思いがけないところで発見する前後のつながりに刺激されるミーハー欲。

 

これらは適当に1作抜き出して読んだだけでは味わえません。
刊行順に、ストーリーの流れとともに読み進めるのが必須になります。

 

ちみこ

読書の秋、秋の夜長に、
是非シリーズ一気に読破しちゃってくださいね!

 

 

①【天才に魅了されたいあなたに】「ガリレオシリーズ」東野圭吾(9作品)

 

読んでハズレなし!東野圭吾が描く、天才物理学者「湯川学」が科学的根拠でトリックを暴いていく「ガリレオシリーズ」です。

 

福山雅治さんの主演で、ドラマ化、映画化されているので普段本を読まない方も名前は知っているかと思います。

 

映画もドラマも「実に面白い」ものに仕上がってましたが、
原作を読まないなんて、もったいない!!

推理小説では暗黙の了解でタブーとされている「科学を駆使したトリック」を扱った小説。

わたしは、科学なんて未知の世界の文系人間ですが、
そんなことは関係なしにスラスラ読めてしまうほどとても読みやすいです。
そして科学なんて分からないのに、「このトリックもおもしれー!!」と湯川学の世界に入り込んでしまいます。

さすがは東野圭吾!

特に、1作目、2作目は短編集になっているので、普段は本はあまり読まないけど…という方もあっという間に読み終わってしまいますよ。

個人的には、映画にもなった3作目、『容疑者Xの献身』までは必ず読んでいただきたい。
代134回直木賞も受賞した、言わずと知れた名作です。

柴咲コウさんが演じた刑事、内海薫がお好きな方は、4作目『ガリレオの苦悩』で登場するのでここまで一気読みしてくださいね。

4作目まで読んでしまえば「ガリレオシリーズ」のとりこになること間違いなし。

気が付けば、
2018年10月11日に発売されたシリーズ最新作、『沈黙のパレード』を開いていることと思います。

 

②【おっさんに心をゆさぶられたいあなたに】「加賀恭一郎シリーズ」東野圭吾(全10作品)

 

東野圭吾のシリーズもの、続きます。

ですが、前述した「ガリレオシリーズ」とはまた違った魅力を放つシリーズがこの「加賀恭一郎シリーズ」です。

こちらのシリーズ、阿部寛さん主演で実写化された「新参者シリーズ」としても有名ですね。

 

主人公、加賀恭一郎は刑事。おっさん刑事です。(1作目は大学生として登場します)
どうしても阿部寛で脳内再生されてしまうので、かっこいいおっさん刑事で読み進めてしまいますが…。

 

「刑事」「加賀恭一郎」というワードを並べられると、何となく堅そうですよね。

ところがどっこい、独特の柔らかさを持ち合わせた「人情もの」なんです。
東野圭吾の人の心の描き方が絶妙で、それを出し惜しみすることなく前面に押し出したシリーズになっています。

 

恋愛小説ばかりで刑事ものなんてよんだことないよ~っていう女性にはぜひとも読んでいただきたい!

特に2作目『眠りの森』では、加賀の繊細な恋愛模様も描かれます。

個人的に好きな作品は9作目『麒麟の翼』

人間のさまざまな心情が複雑に絡み合うからこその面白さ、奥深さを、目の当たりにします。
涙なしには読めませんでした。

シリーズを通して、「家族とは」「親子とは」という深いテーマを考えさせられます。

 

完結作『祈りの幕が下りる時』に向けて加賀の魅力がどんどんあふれ出し、深いテーマが収束していき、
10作品読み終えた後には「なんかすっごい小説読んだ!!」と感じること間違いなしです。

パパ

最後の最後で語彙力!!

ちみこ

台無しだね

 

 

 

③【徹底的にだまされたいあなたに】「館シリーズ」綾辻行人(9作品)

 

 

ミステリーが好きなら通らずにはいられないシリーズです。
「新本格」ミステリーの先駆けとなったと言われ、「館シリーズ」なしにミステリーは語れません。

まず一番有名な1作目、『十角館の殺人』
1作目にして最高!
これだけでも必ず読んでください。

わたし自身、あまりの押され方に、
なになに、そんなにすごいの~?
と疑ってかかりましたが、

カンペキにやられました。。

たった「ひとこと」にすべて持っていかれた作品は、後にも先にもこれだけです。

 

パパ

たったひとこと?…気になるね。

ちみこ

口が裂けても言えない!…もう口が裂けそう。。

 

館シリーズすべてに共通するのがミステリー好きにはたまらない大どんでん返し
「だまされたー!!」と叫ばずにはいられません。

1つの作品を、結末を知ってから二度三度楽しめるのが魅力です。
必ず読み返したくなりますよ

どうやらこの館シリーズ、10作目で完結するようです。

多くのミステリーファンが首を長~くして待っていますが、
10作目が刊行されるまでに、9作品すべて読まれることを強くオススメします!

もう、徹底的に、骨の髄までだまされちゃってくださいね。

 

ちみこ

言われなくても全部読んじゃうと思う。

 

 

 

④【すべてのアラサー、アラフォー女性に】「女探偵、葉村晶シリーズ」若竹七海(6作品)

 

 

「タフで不運な女探偵」の活躍を描いたシ「葉村晶シリーズ」です。

断言しますが、
このシリーズを読めば必ず、葉村のファンになります。

毎回、「また!?」という感じでトラブルに巻き込まれまくる。
もう同情するしかない、というか見ていられないんだけど、
ページをめくる手を止められない。

読み終わるころには一人拍手喝采状態です。

葉村晶は、初登場は20代半ばですが、シリーズ後半では40代。
四十肩を発症しながらも、「私の調査に手加減はない」と強靭な精神力で調査を進める、ハードボイルドものなんです。

歯に衣着せぬ発言と行動力に、共感と好感が持てる。
そんな女探偵は葉村以外に思い浮かびません。

葉村が年を重ねていく様を堪能するためにも、ぜひ1作目『プレゼント』から順に読んでいただきたいです。

1作目の『プレゼント』、2作目の『依頼人は死んだ』は短編集になっていて、テンポよく書かれているので、
さらっと読めてしまいますよ。

わたしは長編での葉村の活躍のほうが好きですが、
長編ともなると度重なる不運にこちらの身が持ちません。笑

 

葉村晶初の長編での活躍は3作目『悪いうさぎ』から。

 

ちなみに、

「飛べなくてもブタはブタだが、歩けない探偵は探偵ではいられない。」

と、最新作『錆びた滑車』でも葉村のキレは健在でした。

 

 

 

⑤【究極の痛み、悲しみに出会いたいあなたに】「カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ」ピエール・ルメートル(全3作品)

 

 

「このミステリーがすごい!2015」海外部門1位
「週刊文春ミステリーベスト10」海外部門1位
「ミステリが読みたい!」海外編1位
「IN★POCKET文庫翻訳ミステリー・ベスト10」1位
本屋大賞翻訳小説部門1位

以上、あらゆる賞の海外部門1位を総なめにした、『その女、アレックス』で有名なシリーズです。

 

こちらの作品『その女、アレックス』はシリーズ第2作なのですが、
こちらの作品こそ、刊行順の通りに読んでいただきたい。

登場人物の細かな設定や前述されたストーリーが省かれがちになっているからです。

 

注意したいのが、その刊行順。
日本では2作目から翻訳、刊行されています。

正しい順番は、
『悲しみのイレーヌ』『その女、アレックス』『傷だらけのカミーユ』
です。

 

 

タイトルとなんだか物々しい表紙からもなんとなく想像できますが、
このシリーズを読み切るには「悲しみ、痛み、苦痛」に耐え得る覚悟が必要です。

残虐なシーン、目を背けたくなる直接的なむごい描写があちこちに出てくるので、
苦手な方はそっと本を閉じてくださいね。

もちろん、残虐なだけではありません。
数々のミステリー好きをうならせる、そのストーリー、構成は超一級品です。

「そうくるか!」

「そういうことか!」

と、期待を裏切りません。

 

そして、読み終えた後には、

フランス映画にあるような何とも言えない物悲しさ
ゆらゆらと消えてしまいそうな、キャンドルの灯のような人間の温かさを味わうことができます。

 

わたしはその言葉にしがたい独特の魅力にやられて、シリーズを一気読みしました。

 

内心、「作者、ひどくない??ここまでする??」と思いながらですけどね。笑

 

「翻訳本は読みにくい」という印象もありますが、
フランス小説独特の言葉の多さを苦痛に感じさせない、巧みな翻訳のおかげで、
結構なページ数にもかかわらずスラスラ読めてしまいます。

 

ちみこ

それにしても作者ひどくない?

カミーユの幸せを願わずにはいられない…。

 

至極のミステリー小説で人生を豊かに

 

今回ご紹介した5つのシリーズ、そのどれもが数々のミステリー好きを骨抜きにしてきた名作ばかりです。
どれを読んでもハズレなしと言い切れます。

自分の好みに合ったものを選ぶもよし、
まだ手を付けたことのないタイプのものを選ぶもよし、

あなたの、あなたなりの小説ライフを楽しんじゃってくださいね。

ちみこ

まだまだ読みたい小説がたくさん!!

パパ

秋の夜長でも全然足りないね

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です